Glossary · Laws of the Game · 2026/27
競技規則の用語集
競技規則(2026/27版)の17条の解説に出てくる用語を、条をまたいで1枚に集めました。全75語。 説明はそれぞれの条のページに書いたものと同じ文で、条文をそのまま写したものではありません。 用語の下にある条名から、その語が実際に使われている条の解説へ移れます。
五十音順
Index · 75 terms · 17 laws
あ行
15 語- アウェーゴールルール
- ホームアンドアウェーの合計で同点のとき、アウェーで挙げた得点を優先する方式。採用は大会規定次第。第10条 試合結果の決定
- アウトオブプレー
- ボールの全体がラインを越えた、または主審がプレーを止めた状態。第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー
- アクセサリー
- ネックレス・指輪など身につける物。2026/27版から、危険でなく安全にしっかり覆われていれば認められる。危険なものは外す。第4条 競技者の用具
- アディショナルタイム
- 空費された時間を埋め合わせるために、前半・後半の終わりに追加されるプレー時間。第7条 試合時間
- アドバンテージ
- 反則があっても、反則を受けなかった側が得をしそうなときにプレーを流すこと。利益が実現しなければ、あとから反則を罰する。第5条 主審第12条 ファウルと不正行為第13条 フリーキック
- アンダーシャツ
- シャツの下に着るもの。袖の主たる色と同じ1色、または袖と同じ柄にする。第4条 競技者の用具
- 一時的退場
- 競技会規定で認められている場合に命じられる、一定時間フィールドを離れる処分。第5条 主審
- 著しく不正なプレー
- 相手の安全を脅かす、または過剰な力を使ったタックル・チャレンジ。退場になる。第12条 ファウルと不正行為
- 意図的なプレー
- 守備側がボールをコントロールできる状況で、パス・保持・クリアをしようとしたプレー。失敗しても「意図的」のまま。これを受けた攻撃側はオフサイドにならない。第11条 オフサイド
- 飲水タイム
- 暑さ対策などで認められる短い水分補給の停止。1分を超えない。第7条 試合時間
- インプレー
- ボールが競技に生きている状態。ゴールキックは蹴られて明らかに動いた瞬間にインプレーになる。第8条 プレーの開始および再開第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー第16条 ゴールキック
- 後ろから2人目の相手
- 守備側で、ゴールラインから数えて2人目。多くの場面ではGKが1人目で、最後尾のDFが2人目。GKが前に出ていれば、DFが1人目と2人目になる。第11条 オフサイド
- 大きなチャンスとなる攻撃
- 得点に直結しうる、はっきりとした攻撃の始まり。主審に当たったボールからこれが起きると、プレーは止まりドロップボールになる。第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー第12条 ファウルと不正行為
- 同じレベル
- 後ろから2人目の相手、または最後尾2人の相手と同じ高さにいること。同じレベルならオフサイドポジションではない。第11条 オフサイド
- オフサイドポジション
- 相手陣内で、ボールと「後ろから2人目の相手」の両方よりゴールラインに近い位置。いるだけでは反則ではない。第11条 オフサイド
か行
20 語- 外周
- ボールの規格の一つ。68cm以上70cm以下と定められている。第2条 ボール
- 外的要因
- 競技者・交代要員・チーム役員としてチームリストに名前がない、フィールドに入り込んだ第三者。第3条 競技者
- 壁
- 守備側が3人以上並んでシュートやボールの軌道を防ぐ隊列。攻撃側はここから1m以上離れなければならない。第13条 フリーキック
- 間接フリーキック
- 直接ゴールに入れても得点にならないフリーキック。キッカーの再接触などの反則の多くはこれで再開される。第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー第11条 オフサイド第12条 ファウルと不正行為第13条 フリーキック第14条 ペナルティーキック第15条 スローイン第16条 ゴールキック第17条 コーナーキック
- キックオフ
- 試合開始・後半開始・得点後に行われる再開方法。第8条 プレーの開始および再開
- キャプテンオンリー
- 大会が採用できるガイドラインで、主審に話しかけてよいのをキャプテンだけに限る運用。2025/26に新設。第3条 競技者
- クイックスタート
- 相手が守るべき距離に散らばる前に、すばやくフリーキックを行うこと。第13条 フリーキック
- 空気圧
- 海面の高さの気圧で0.6〜1.1気圧(600〜1100g/cm²)。試合開始時の基準。第2条 ボール
- 空費された時間
- 交代・負傷対応・時間の浪費・懲戒処置・給水やクーリングブレイク・VARの確認などでプレーが止まっていた時間の合計。第7条 試合時間
- クーリングブレイク
- 競技会規定で認められる暑熱対策の停止。90秒から3分。第7条 試合時間
- 欠陥
- 空気が抜けた・破損したなど、ボールとして正常に使えなくなった状態。第2条 ボール
- 決定的な得点機会の阻止
- 相手の得点になる可能性が高い状況そのものを、反則で消してしまうこと。状況次第でPK+警告か退場になる。第12条 ファウルと不正行為
- 交代して退いた競技者
- 交代でフィールドを出た選手。再交代が認められる特別な大会を除き、その試合には戻れない。第3条 競技者
- 交代要員
- ベンチにいて、まだフィールドに入っていない選手。主審に氏名が届けられていないと試合に参加できない。第3条 競技者
- コーナーエリア
- 各コーナーにある、コーナーフラッグポストを中心とした四分円の内側の区域。ボールはここに置いて蹴る。第17条 コーナーキック
- コーナーキック
- ゴールキックが直接、蹴った側自身のゴールに入ったときの再開方法。第16条 ゴールキック
- コーナーフラッグポスト
- 各コーナーに立つ旗竿。動かしてはならない。第17条 コーナーキック
- ゴールエリア
- ゴールラインとタッチラインに囲まれた、ゴール前の小さな長方形の区域。ゴールキックはこの中の任意の地点から蹴る。第1条 競技のフィールド第13条 フリーキック第16条 ゴールキック
- ゴールライン
- フィールドを囲む短い方の2本の境界線。ゴールが設置される側。第1条 競技のフィールド
- ゴールラインテクノロジー(GLT)
- 得点があったかどうかを自動で判定し、1秒以内に審判員へ伝える仕組み。使うかどうかは大会規定による。第1条 競技のフィールド
さ行
7 語- 再交代
- 交代して退いた競技者が再びフィールドに入ること。ユースや年長者など一部のサッカーでのみ認められる。第3条 競技者
- 資格のある競技者
- PK戦開始時点でフィールドにいた(または一時的に離れていた)、キックを行う資格を持つ競技者。試合中に退場になった競技者は含まれない。第10条 試合結果の決定
- 侵入
- ボールがインプレーになる前に、他の競技者が定められた位置よりも早く動くこと。結果に影響したかどうかで反則になるか決まる。第14条 ペナルティーキック
- すね当て
- 適切な大きさと材質で、それ相当に保護できるもの。ソックスの下に隠れている状態が条件。第4条 競技者の用具
- スローワー
- スローインを投げる競技者。第15条 スローイン
- セーブ
- ゴールに入りそうなボール、またはゴールにごく近いボールを、体で止める(止めようとする)こと。守備側の意図的なプレーには含めず、こぼれ球を受けた攻撃側はオフサイドになる。第11条 オフサイド
- センターマーク
- キックオフでボールを置く、ハーフウェーライン上の印。第8条 プレーの開始および再開
た行
11 語- 第4の審判員
- 前後半の終わりに、主審が決めた最小限のアディショナルタイムを表示する役割。第6条 その他の審判員第7条 試合時間
- 正しい投げ方
- フィールドに正対し、両足の一部を地面につけたまま、頭の後方から両手で投げること。1つでも外れると相手ボールになる。第15条 スローイン
- タッチライン
- フィールドの長い方の境界線。ボール全体がここを割るとスローインになる。第1条 競技のフィールド第15条 スローイン
- ダブルタッチ
- キッカーが、他の競技者が触れる前に自分でもう一度ボールに触れること。意図していなくても反則になる。第10条 試合結果の決定第14条 ペナルティーキック
- チーム役員
- 監督など、チームリストに氏名が記載されている競技者・交代要員以外の関係者。第3条 競技者
- 懲戒の罰則
- 警告(イエローカード)・退場(レッドカード)のこと。反則があってもこれが伴わない場合がある。第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー
- 直接フリーキック
- 相手ゴールに直接入れても得点になるフリーキック。接触を伴う反則やハンドなどで与えられる。第12条 ファウルと不正行為第13条 フリーキック
- 追加副審
- ゴールライン付近に立ち、得点やコーナーキック・ゴールキックの判断、PKの監視を助ける審判員。第6条 その他の審判員
- テクニカルエリア
- スタジアムでの試合で、チーム役員や交代要員・交代して退いた競技者が座る場所として設けられるエリア。第1条 競技のフィールド
- 特定されたキッカー
- 主審にとって、誰がペナルティーキックを蹴るのか明らかになっている競技者。第14条 ペナルティーキック
- ドロップボール
- 反則によらずプレーが止まったときの再開方法。ボールが地面に触れた瞬間にインプレーになる。第2条 ボール第5条 主審第8条 プレーの開始および再開第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー第10条 試合結果の決定
は行
11 語- ハーフタイム
- 前半と後半の間の休憩。15分を超えない範囲で、長さは競技会規定が決める。第7条 試合時間
- はっきりとした、明白な間違い
- VARが介入できる基準のひとつ。誰の目にも分かるレベルの誤りのこと。第5条 主審
- 反スポーツ的行為
- スローワーを妨げる行為などに対して出される警告の理由。第15条 スローイン
- ビデオ審判員(VMO)
- VARとAVARのこと。競技規則とVAR実施手順に基づき、映像で主審を助ける。第6条 その他の審判員
- フィールドにいる審判員
- 主審・副審・第4の審判員・追加副審・リザーブ副審のこと。第6条 その他の審判員
- 副審
- ボールの出入り、オフサイド、交代などを合図する審判員。第6条 その他の審判員
- 不用意・無謀・過剰な力
- 接触反則の重さを測る3段階。不用意は罰則なし、無謀は警告、過剰な力は退場。第12条 ファウルと不正行為
- プレーに関わる
- ボールに触れる、ボールに向かって相手と競る、相手の視線をさえぎる、相手がボールをプレーする可能性に明らかに影響する動きをする、跳ね返りやセーブのこぼれ球で得をする。この5つのどれか。第11条 オフサイド
- ヘッドカバー
- GKの帽子を除く頭部の用具。黒かシャツの主たる色と同じで、シャツと一体でなく突起物がないことが条件。第4条 競技者の用具
- ペナルティーエリア
- ゴールラインとゴールポストの外側から16.5mの長方形の区域。ここで守備側が直接フリーキックの反則をするとペナルティーキックになる。第1条 競技のフィールド第14条 ペナルティーキック第16条 ゴールキック
- ペナルティーマーク
- ゴールラインの中央から11m離れた地点にある印。ペナルティーキックはここから蹴る。第14条 ペナルティーキック
ま行
1 語- 見逃された重大な事象
- VARが介入できるもう一つの基準。本来罰せられるべき重大な反則などを主審が見落とした状況。第5条 主審
ら行
1 語- リザーブ副審
- 続行できなくなった副審や第4の審判員と交代する審判員。第6条 その他の審判員
英数
9 語- 2mルール
- 相手競技者が、投げる本人から離れていなければならない距離。第15条 スローイン
- 4m(4.5ヤード)
- ドロップボールで、ドロップを受ける選手以外の全員が離れなければならない最小距離。第8条 プレーの開始および再開
- 8秒ルール
- GKが自陣で手や腕を使ってボールを8秒を超えてコントロールしたときの反則。2025/26シーズンから相手にコーナーキックが与えられる。第17条 コーナーキック
- 9.15m(10ヤード)
- キックオフやドロップボールなどで、相手チームがボールから離れなければならない距離の目安として使われる、センターサークルの半径。第8条 プレーの開始および再開第14条 ペナルティーキック第17条 コーナーキック
- AVAR(アシスタントVAR)
- VARの確認作業や、主審との通信の仲介などを助ける役割。第6条 その他の審判員
- EPTS
- 電子的パフォーマンス・トラッキングシステム。公式競技会で条件を満たせば、ウェアラブル機器の使用が認められる。第4条 競技者の用具
- FIFAクオリティプログラム
- ボールが公式にテストされ、技術的要件を満たしていることを示す認証マークの制度。第2条 ボール
- PK戦(ペナルティーシュートアウト)
- 試合の決着をつけるための、両チーム交互のキック。他に定めがない限り、通常の試合と同じ競技規則が土台になる。第10条 試合結果の決定
- VAR(ビデオアシスタントレフェリー)
- 得点・PK・退場(2026/27版から明らかに間違った2枚目の警告による退場を含む)・警告退場の人違いの4つ(大会が選べばコーナーキックも)に限り、リプレー映像で主審の判定を援助する審判員。第5条 主審
同じ用語が複数の条に出てくるときは、いちばん詳しい説明を1つ選んで1行にまとめ、その語が出てくる条をすべて並べています(全101件の記載を75語に束ねました)。条ごとの言い回しは、それぞれの条のページで確認できます。 出典は www.jfa.jp/documents/pdf/soccer/lawsofthegame_202627.pdf。最終確認日: 2026-09-03。
戦術の用語は「戦術系譜」へ
Tactics · 12 concepts
ポジショナルプレー、カウンタープレス、偽9番…
12 語-
ボールではなくピッチを分割し、その区画に誰が立つかを先に決めておく考え方。
-
ボールを失った直後の数秒間を、守備の始まりではなく攻撃の続きとして扱う考え方。
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最終ラインを押し上げて、味方全体が使う縦幅を狭く保つ考え方。
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ボールを持つこと自体を目的にせず、持ったうえで最短距離のゴールへ向かう考え方。
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サイドバックが保持時にタッチライン沿いではなく内側の中盤へ入る配置。
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守備の並び(4-3-3など)とは別に、ボールを持ったときだけ取る形。
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最前線の選手が中盤まで下りて、相手センターバックに「ついて来るか、放すか」を選ばせる役割。
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ピッチを区画に切って立ち位置を決めるポジショナルプレーの対概念。
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自陣に引きこもるのでも、相手ゴール前から追い回すのでもなく、ハーフウェイライン付近に4〜5枚の壁を2段に組んで待つ守り方。
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止まったボールを、監督の趣味ではなく専門職の担当領域として切り出す動き。
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4バックと3バックを局面に応じて使い分ける考え方。
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ポゼッションを目的にせず、局面ごとの1対1(デュエル)で勝つことを土台に置く考え方。
このページに集めたのは競技規則(ルール)の用語だけです。ポジショナルプレーやカウンタープレスのような戦術の用語は、同じ箱の3本目「戦術系譜」で、起源と系譜つきで扱っています。
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2030年W杯に連れて行くメンバー26人と、そのうちスタメン11人を、ファン投票で予想する。登録不要・約3分。