Law 1 · The Field of Play · 2026/27

第1条 競技のフィールド

ピッチの大きさは大会ごとに違ってよい。105m×68mは唯一の正解ではなく、規定の範囲内の一例にすぎない。

30s

30秒でわかる

4 行
  1. 1

    エリアを区切るライン自体は、そのエリアの一部として扱う。線の上は「外」ではなく「中」。

  2. 2

    タッチライン90〜120m・ゴールライン45〜90mの範囲で、大会が実際の大きさを決める。

  3. 3

    ラインの幅はどこも同じで12cm以下。ゴールポストとクロスバーの厚さもこれに合わせる。

  4. 4

    クロスバーが外れたり壊れたりしたら、直すか元に戻すまでプレーを止め、ドロップボールで再開する。

KEY

要点

7 件
  • ペナルティーエリアはゴールポストの内側から16.5m、ゴールエリアは5.5m引いて作る。ペナルティーマークはゴールラインから11m。

  • コーナーアークはコーナーフラッグポストから半径1m。

  • 日本国内の国際試合や全国規模の大会では105m×68mが採用される(JFA決定)が、これは範囲内で選べる大きさの一つ。

  • 競技者が許可されていないマーク(スプレー等)をピッチに描くと、反スポーツ的行為として警告の対象になる。

  • 商業広告はタッチラインから1m、ゴールネットから1m離す必要があり、ゴールやネット自体には認められない。

  • ゴールラインテクノロジー(GLT)は得点の有無の判定だけに使われ、結果は1秒以内に自動で審判員へ伝わる。

  • クロスバーの修復が不可能な場合、試合そのものが中止になる。ロープなど代わりの素材を使うことは認められない。

場面で覚える

Scene → Ruling → Why · 4 scenes

S1

ペナルティーエリアのライン上での反則

DFFWGK
攻撃側 守備側 GK DFの足は白線の真上。線はエリアの一部なので、反則はエリア内の扱いになる。

場面

守備側のDFが、ペナルティーエリアの白線のちょうど上に足をついた状態で、エリア内にいた攻撃側競技者を倒した。ボールはエリア内にあった。

判定

PK(ペナルティーキック)

なぜ

エリアを区切るラインは、そのエリア自体の一部として扱われる。だから線の上は「エリアの外」ではなく「エリアの中」になる。守備側の反則はエリア内で起きたことになるので、罰則はペナルティーキックになる。

根拠: 第1条 2

S2

試合中にクロスバーが外れた

場面

シュートの衝撃で、ゴールのクロスバーが金具から外れて落ちた。ボールはまだフィールド内にあり、プレーは続いていた。

判定

プレーを止めてドロップボールで再開

なぜ

クロスバーが外れたり破損したりした場合、それが直されるか元の位置に戻されるまでプレーは止まる。再開はドロップボール。ロープなど代わりの素材で急場をしのぐことは認められておらず、修復できないなら試合そのものが中止になる。

根拠: 第1条 10

S3

ピッチに許可されていないマークを描いた

場面

攻撃側の競技者が、フリーキックの助走の目印として、ピッチにスプレーで線を描いた。主審は試合を止めずに気づいた。

判定

警告(反スポーツ的行為)

なぜ

競技のフィールドに描いてよいラインは第1条で定められたものだけ。それ以外のマークをつけた競技者は反スポーツ的行為で警告の対象になる。試合中に主審が気づいた場合は、次にボールがアウトオブプレーになったときに警告する。

根拠: 第1条 2

S4

会場ごとにピッチの大きさが違う

場面

ホームスタジアムより一回り小さいピッチの会場で試合をした。タッチラインもゴールラインも見慣れた長さより短く感じた。

判定

反則ではない(規定の範囲内)

なぜ

タッチラインは90〜120m、ゴールラインは45〜90mの範囲で、大会がその中で実際の大きさを決めてよい。105m×68mはJFAが国際試合や全国規模の大会向けに定めた大きさの一例であって、すべての試合で統一された数値ではない。

根拠: 第1条 3・4

場面はすべて条文から逆算した仮想のものです。実在の試合・審判員の判定は題材にしていません。

CHG

変わったこと

0 件

— 2026/27 版で、この条に主な改正はありません。

TERM

用語

6 語 用語集で全部見る
タッチライン
フィールドを囲む長い方の2本の境界線。
ゴールライン
フィールドを囲む短い方の2本の境界線。ゴールが設置される側。
ペナルティーエリア
ゴールポストの内側から16.5mのラインで区切られたエリア。PKやGKが手を使える範囲などの基準になる。
ゴールエリア
ゴールポストの内側から5.5mのラインで区切られたエリア。ゴールキックの位置などの基準になる。
テクニカルエリア
スタジアムでの試合で、チーム役員や交代要員・交代して退いた競技者が座る場所として設けられるエリア。
ゴールラインテクノロジー(GLT)
得点があったかどうかを自動で判定し、1秒以内に審判員へ伝える仕組み。使うかどうかは大会規定による。
SRC

出典

2 件

このページは条文の転載ではありません。条文そのものは上の出典(JFA の日本語版・IFAB の原文)で確認できます。最終確認日: 2026-09-04。

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