Tactics Lineage · #2 of 12
カウンタープレス(ゲーゲンプレス)Counter-pressing / Gegenpressing
ボールを失った直後の数秒間を、守備の始まりではなく攻撃の続きとして扱う考え方。相手が体勢を整える前に囲んで奪い返せば、最も守備の薄い場所からもう一度攻められる。2026年の頂点3件すべてで確認できる、いま最も広く共有された約束事。
起源
- 概念
- カウンタープレス(ゲーゲンプレス)
- 英名
- Counter-pressing / Gegenpressing
- 起源の監督
- ラルフ・ラングニック
- 年代
- 1990年代–2000年代
- チーム
- ホッフェンハイム / RBライプツィヒ
- 採用した頂点
- 3 / 3
「起源」は出典で確認できた最も早い担い手です。戦術の発明者には定説と異説があるため、 本サイトは「誰が始めたか」ではなく「出典が誰から書き起こしているか」を掲載しています。
系譜 — 起源から継承へ
4 人-
1990年代–2000年代
ラルフ・ラングニック ホッフェンハイム / RBライプツィヒ
起源
-
2008–2024
ユルゲン・クロップ ドルトムント → リバプール
継承
-
2009–
トーマス・トゥヘル マインツ → ドルトムント ほか
-
2016–
ユリアン・ナーゲルスマン ホッフェンハイム → ライプツィヒ → バイエルン
継承
上から古い順。継承者は出典で系譜としてつながりが書かれている監督だけを載せています (同じ戦術を採っているだけの監督は継承者に数えていません)。 下線のある監督名は監督名鑑の個別ページ(在任期間・通算成績・勝率)へ繋がり、 「名鑑」の小札は名鑑に載せている通算試合数と勝率です(代表監督は代表チームでの、クラブ監督は名鑑の対象クラブでの数字)。
2026年の実例
3 件-
パリ・サンジェルマン 名鑑 176試合 69.9%
失った瞬間から5秒以内の即時奪回を全員の約束事にし、高い位置で二次攻撃を作り続けた。
-
パリ・サンジェルマン 名鑑 176試合 69.9%
スター個人の集合から走る集団への転換が、決勝の5-0という結果に表れた。
-
スペイン 名鑑 49試合 75.5%
保持一辺倒だったティキタカ世代と違い、奪われた直後に奪い返すハイプレスを標準装備として持ち込んだ。
2026年に世界の頂点に立ったチーム、およびその年の主要な実例のうち、 出典でこの概念との関係が書かれているものを掲載しています。
この概念が確認できた2026年の頂点
3 / 3 件| 大会 | 優勝 | 監督 | 基本布陣 | 決勝 |
|---|---|---|---|---|
| UEFAチャンピオンズリーグ 2025-26 UEFA Champions League | パリ・サンジェルマン | ルイス・エンリケ | 4-3-3(保持時3-3-4) | 1-1 アーセナル(PK 4-3) |
| UEFAチャンピオンズリーグ 2024-25 UEFA Champions League | パリ・サンジェルマン | ルイス・エンリケ | 4-3-3 | 5-0 インテル |
| FIFAワールドカップ2026 FIFA World Cup | スペイン | ルイス・デラフエンテ | 4-3-3(⇄4-2-3-1) | 1-0 アルゼンチン(延長) |
布陣は基本形。試合内での可変(⇄・保持時)は括弧で併記しています。
出典
4 件- en.wikipedia.org/wiki/Gegenpressing
- en.wikipedia.org/wiki/Ralf_Rangnick
- learning.coachesvoice.com/cv/counter-pressing-gegenpressing-football-tactics-explained-klopp-guardiola-bielsa-hasenhuttl/
- www.givemesport.com/football-soccer-gegenpressing-explained-tactics/
最終確認日: 2026-08-22(リンク先の内容は確認日以降に変わっている場合があります)
関連する系譜
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ハイライン+オフサイドトラップ
2/3最終ラインを押し上げて、味方全体が使う縦幅を狭く保つ考え方。相手に与える空間は減るが、背後の広大な芝が常に無防備になるため、オフサイドの規律とGKの守備範囲が生命線になる。カウンタープレスと組で使われることが多い。
保持×垂直性
2/3ボールを持つこと自体を目的にせず、持ったうえで最短距離のゴールへ向かう考え方。保持率で相手を消耗させるのではなく、前進できる縦のルートが開いた瞬間だけ一気に刺す。2026年のスペインが体現した、この年の編集テーゼそのもの。
ミドルブロック
0/3自陣に引きこもるのでも、相手ゴール前から追い回すのでもなく、ハーフウェイライン付近に4〜5枚の壁を2段に組んで待つ守り方。走行距離を抑えたまま中央を消せるため、保持で勝てない相手に対する現実的な答えとして選ばれ続けている。
関連
Cross link
その戦術を、誰が持ち込んだのか — 監督名鑑
代表監督とクラブ監督を、在任期間・通算成績・勝率で並べたデータベース。系譜に出てくる監督の数字はこちら。
そのクラブがどう応援されているかを読む — ゴール裏
どのクラブで、どのチャントが、どの場面で歌われているか。原曲と由来を出典つきで。歌詞は載せていません。
その型で、2030年の日本代表を組む — 俺ジャパン
2030年W杯に連れて行くメンバー26人と、そのうちスタメン11人を、ファン投票で予想する。登録不要・約3分。