Law 7 · The Duration of the Match · 2026/27

第7条 試合時間

アディショナルタイムは思いつきの数字ではない。止まった時間を積み上げて決めている。

30s

30秒でわかる

4 行
  1. 1

    前後半は基本45分ずつ。試合前に主審と両チームが合意すれば短縮できる。

  2. 2

    ハーフタイムの休憩は15分を超えない範囲で、長さは競技会規定が決める。

  3. 3

    交代・負傷対応・時間の浪費・懲戒処置・給水やクーリングブレイク・VARの確認などで空費した時間を、主審がすべて追加する。

  4. 4

    表示されるのは主審が決めた「最小限」の追加時間で、主審は増やせても減らせない。

KEY

要点

6 件
  • 前半の時間計測を間違えても、後半の長さを変えて埋め合わせることはできない。

  • PKを行う、またはやり直す場合は、それが終わるまで前半・後半を延長する。

  • 延長戦のハーフタイムでは、1分を超えない範囲で短い給水時間を取れる。

  • 給水タイムは1分以内、クーリングブレイクは90秒から3分の範囲で、いずれも競技会規定で認められる場合に限る。

  • 中止された試合は、競技会規定や主催者の定めがない限り、再び行われる。

  • ハーフタイムの時間は競技会規定で決まり、主審の承認がなければ変更できない。

場面で覚える

Scene → Ruling → Why · 5 scenes

S1

アディショナルタイムはなぜ生まれるか

場面

後半のアディショナルタイムが前半よりも長く表示された。交代や治療のたびにプレーが止まる展開の試合だった。

判定

空費した時間を積み上げて主審が決めている

なぜ

アディショナルタイムは、交代・負傷対応・時間の浪費・懲戒処置・給水やクーリングブレイク・VARの確認などで実際に止まった時間を主審が積み上げて決める。止まった時間が多い試合ほど長くなるのは自然なことで、思いつきの数字ではない。

根拠: 第7条 3

S2

前半の追加時間は後半に持ち越さない

場面

前半の時間計測に誤りがあり、本来より短く終わってしまったのではという指摘があった。

判定

後半の長さを変えて埋め合わせることはできない

なぜ

前半に時間計測を間違えたとしても、主審は後半の時間の長さを変えることで埋め合わせをしてはならない。前半と後半は別々に管理される。

根拠: 第7条 3

S3

PKを蹴るために時間を延長する

場面

後半のアディショナルタイムが尽きかけたところでPKが与えられた。表示された時間を過ぎても、主審は笛を吹かなかった。

判定

PKが終わるまで試合は延長される

なぜ

PKを行う、またはやり直す場合、それが完了するまで前半・後半は延長される。表示された時間はあくまで主審が決めた「最小限」の追加時間であって、そこで機械的に試合が終わるわけではない。

根拠: 第7条 4

S4

ハーフタイムの長さ

場面

ハーフタイムに入り、両チームの選手がロッカールームで休んでいる。

判定

15分を超えない範囲(競技会規定が長さを決める)

なぜ

競技者には15分を超えないハーフタイムの休憩を取る権利がある。実際の長さは競技会規定が決め、主審の承認がなければ変更できない。延長戦のハーフタイムでは、1分を超えない短い給水時間だけが認められる。

根拠: 第7条 2

S5

給水タイム・クーリングブレイク

場面

気温の高い時期の試合で、前半の途中に一度プレーが止まり、両チームの選手がベンチ付近で水分を取った。

判定

空費した時間として、あとで追加される

なぜ

競技会規定で認められる医療上の理由による「飲水」タイム(1分以内)や「クーリング」ブレイク(90秒から3分)は、プレーが空費された時間として扱われ、主審がアディショナルタイムに加える。

根拠: 第7条 3

場面はすべて条文から逆算した仮想のものです。実在の試合・審判員の判定は題材にしていません。

CHG

変わったこと

1 件
  1. 2026/27

    中止された試合は、競技会規定などで決めていなければ再び行う。チームの責任で7人未満になって中止されたら、原則そのチームの棄権(IFAB 回状第33号)。

競技規則は毎年7月1日に改正されます。新しい順に並べています。

TERM

用語

6 語 用語集で全部見る
アディショナルタイム
空費された時間を埋め合わせるために、前半・後半の終わりに追加されるプレー時間。
ハーフタイム
前半と後半の間の休憩。15分を超えない範囲で、長さは競技会規定が決める。
空費された時間
交代・負傷対応・時間の浪費・懲戒処置・給水やクーリングブレイク・VARの確認などでプレーが止まっていた時間の合計。
飲水タイム
暑さ対策などで認められる短い水分補給の停止。1分を超えない。
クーリングブレイク
競技会規定で認められる暑熱対策の停止。90秒から3分。
第4の審判員
前後半の終わりに、主審が決めた最小限のアディショナルタイムを表示する役割。
SRC

出典

4 件

このページは条文の転載ではありません。条文そのものは上の出典(JFA の日本語版・IFAB の原文)で確認できます。最終確認日: 2026-10-10。

アディショナルタイムの決め方 17条の一覧 J1の主審の一覧

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