Law 12 · Indirect free kick · 2026/27

間接フリーキックになる反則 早見表 危険なプレー・オブストラクション・バックパス

主審が腕を上げたら間接FK。直接ゴールを狙えないフリーキックは、どんな反則で与えられるのか。危険な方法でのプレー、接触なしの妨害、GKが手で扱えない場面までを、IFAB の競技規則から表にした。

30s

30秒でわかる

5 行
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    間接FKは、蹴ったボールがゴールに入る前に、ほかの誰か(味方でも相手でも)に触れないと得点にならないフリーキック。主審は片腕を真上に上げて示す。

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    選手の反則で間接FKになるのは、危険な方法でのプレー、接触なしで相手の進行を妨げる、異議・侮辱的な言動、GKがボールを放すのを邪魔する、GKへのボールを渡す細工など。

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    GKが自分のペナルティーエリアの中で手を使って間接FKになるのは3つ。放したボールを誰も触る前にまた手で触る、味方がわざと足で蹴ったボール(いわゆるバックパス)を手で触る、味方のスローインを直接手で触る。

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    「GKの6秒」は 2025/26 から無くなった。いまは手で8秒を超えて持つと、間接FKではなく相手のコーナーキック。

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    同じ動きでも、相手に接触すれば話が変わる。接触して蹴った・ぶつかった・進行を妨げたなら、直接FKの反則(PK)として扱う。

選手の反則で間接FKになるもの

Player · 6

選手の反則で間接FKになる6項目
反則 どういうこと メモ
危険な方法でプレーする ボールをプレーしようとして、誰か(自分を含む)にケガの危険を与える。近くの相手がケガを恐れてプレーできなくなる場合も ハイキック・低いボールへのヘディング。シザーズやバイシクルは、相手に危険でなければ反則ではない
接触なしで相手の進行を妨げる どちらの選手もボールをプレーできる距離にないときに、相手の進路に入って、ふさぐ・遅らせる・方向を変えさせる いわゆるオブストラクション。その場に立っているだけなら反則ではない。接触すれば直接FK
異議を示す、侮辱的・下品な言葉や行動 言葉や行動による異議。攻撃的・侮辱的・下品な言葉や行動 プレーを止めてカードを出したとき。カードの重さは警告・退場の頁
GKがボールを放すのを邪魔する GKが手からボールを放そうとしているのを妨げる。放そうとしている間に蹴る・蹴ろうとする GKが手でボールを持っている間は、相手はチャレンジできない
GKへボールを渡す細工を始める FKやゴールキックからでも、頭・胸・膝などでGKへボールを渡して、GKの手の制限を逃れようとする 細工を始めた選手が警告。始めたのがGKならGKに警告
競技規則に書いていない反則で、カードのためにプレーを止めた ほかのどこにも挙がっていない反則で、警告・退場のために主審がプレーを止めた 受け皿の項目

反則がプレー中で、相手に接触していないことが前提です。接触があれば、直接FKの反則として扱います。

GKが手で扱えない場面

Goalkeeper · 6

GKが自分のペナルティーエリアの中で手を使ったときの判定
場面 再開 メモ
手から放したボールを、ほかの選手が触る前に、また手や腕で触る 間接FK 一度放したら、誰かが触るまで手では取れない
味方がわざと足で蹴ったボールを手や腕で触る(バックパス) 間接FK 頭・胸・膝で返したボールは手で取ってよい(ただし細工は反則)
味方のスローインを直接、手や腕で触る 間接FK
上の2つで、GKがはっきり蹴って(または蹴ろうとして)ボールをプレーに出した後 反則ではない いったん足でクリアしようとした後なら、手で触れる
手で8秒を超えてボールを持つ 相手のCK 2025/26 から。それまでは6秒超えで間接FKだった。最後の5秒は主審が手で数える
ペナルティーエリアの外で手や腕で触る 直接FK エリアの外では、GKもほかの選手と同じ扱い

GKの手の制限による反則だけなら、カードは出ません。8秒の数え方は時間稼ぎ対策の頁にまとめています。

ほかの条で間接FKになる主なもの

Other laws · 4

ほかの条で間接FKになる主な場面
場面 条 メモ
オフサイド 第11条 オフサイドの位置にいた選手が、プレーや相手に関わったとき
再開で蹴った選手が、ほかの誰かが触る前にまたボールに触る(2度触れ) 第13条・第15条・第16条・第17条ほか 手で触ったなら直接FK(PK)
用具の違反でフィールドを出た選手が、承認なく戻ってプレーを止めた 第4条 戻った選手は警告。プレーに干渉したなら、その場所から直接FK
PKで、キッカーの味方が早く入るなど(条件しだい) 第14条 詳しくはPKの反則早見表

第12条以外にも、間接FKで再開する場面があります。主なものだけを挙げました。

間接FKの蹴り方と得点

Restart · 6

間接FKの合図・得点・蹴る位置
項目 決まり
合図 主審が片腕を頭の上に上げる。蹴ったボールがほかの選手に触れるか、外に出るか、直接の得点がありえないと分かるまで上げたまま
得点 蹴ったボールが、ゴールに入る前にほかの選手に触れたときだけ得点
相手のゴールに直接入った ゴールキック
自分のゴールに直接入った 相手のコーナーキック
相手のゴールエリアの中での反則 反則が起きた所にいちばん近い、ゴールラインと平行なゴールエリアのライン上から蹴る
自分のペナルティーエリアの中での反則 間接FKなのでPKにはならない。エリアの中から蹴る

蹴り方・壁の距離(9.15m)は、直接FKと同じです。

場面で見る間接FK

Scenes · 6

仮想の場面ごとの反則と再開
起きたこと 反則 再開
GKの近くで、相手の頭の高さまで足を上げてボールを蹴りにいった(当たらなかった) 危険な方法でのプレー 間接FK
同じハイキックで、相手の顔に足が当たった 接触あり=蹴る反則 直接FK(重さしだいでカード)
ボールが遠い所で、走る相手の前にわざと入ってコースをふさいだ(触れていない) 接触なしの妨害 間接FK
DFが足でGKへ戻したボールを、GKがエリア内で手でキャッチした GKの手の制限 間接FK(その場所から。ゴールエリア内ならゴールエリアのライン上)
DFが頭でGKへ戻したボールを、GKが手でキャッチした 反則ではない そのまま続行
DFがボールを浮かせて頭でGKへ戻した 細工 DFに警告+間接FK

場面はすべて条文から作った仮想のものです。実在の試合や審判は扱いません。

SRC

出典

2 件

このページは条文の転載ではありません。IFAB の Laws of the Game(最新版)の第12条・第13条を読んで、自分の言葉でまとめたものです。最終確認日: 2026-10-10。

第12条 ファウルと不正行為の全体 直接FKの重さ(不用意・無謀・過剰な力) 警告・退場になる反則の一覧 GKの8秒・スローインの5秒 フリーキックと壁のルール 17条の一覧

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