Theme 05 · n = 799 試合

先制された側が追いつくのは、何分ごろか。

Jリーグ(J1・J2・J3)の2026年2月〜10月の公式戦で、先に点を取られたチームが同点に追いついた時刻と、逆転した時刻を、得点欄から1試合ずつ数えました(点が入った799試合)。 答えを見る前に、あなたの予想を1つ選んでください。

先に、予想してください

Your guess

Jリーグで先に点を取られたチームが同点に追いつくのは、どの時間帯がいちばん多いと思いますか。

予想せずに答えを見る

答え

Answer

本数がいちばん多いのは前半(AT含む)。追っている時間の長さで割ると、76〜90分の方が少ない傾向はあるが、この試合数では言い切れない。前半と後半では、前半の方が1分あたりの同点ゴールが多いと言える(90分あたり 前半0.97本・後半0.71本)。点が入った799試合のうち、先制された側が追いついたのは342試合(43%)、そこから逆転まで行ったのは123試合(15%)。同点ゴールの時間帯は前半(AT含む) 146本・46〜75分 121本・76分〜後半AT 74本。

1〜15分 20本
16〜30分 49本
31〜45分 59本
前半AT 18本
46〜60分 61本
61〜75分 60本
76〜90分 48本
後半AT 26本
延長戦 1本

同点ゴールの本数(いちばん多い時間帯を100%の長さにしています)

CHK

項目ごとの判定

2 項目
項目判定p値数字
終盤 — 76〜90分と46〜75分で、1分あたりの同点ゴールに差があるか △ 傾向はあるが、この試合数では言い切れない 0.144 90分あたり 0.59 対 0.77
後半 — 前半と後半で、1分あたりの同点ゴールに差があるか ◯ 差があると言える 0.009 90分あたり 0.71 対 0.97

本数だけで比べると、追っている試合が多い時間帯ほど本数が増えます(先制点は試合が進むほど入っているので、後半ほど「追っている試合」が多い)。そこで、追っている側が同点を狙えた通常の時間(分)の合計で割り、90分あたりの本数で比べました。p値は「本当は時間帯で差が無いのに、偶然これくらい偏る確率」。検定を2項目にかけているので0.05÷2=0.025未満で「差があると言える」、0.2未満で「傾向はあるが言い切れない」、それ以上は「差は見えない」と、機械的に決めています。

終盤
76〜90分 48本 / 追う時間 7304分(90分あたり 0.59) / 46〜75分 121本 / 14207分(90分あたり 0.77)
検定
同点ゴールの本数を、追う時間の長さで割り振った二項検定(両側・ATを除く) / p = 0.144
後半
後半(46〜90分) 169本 / 21511分(90分あたり 0.71) / 前半(1〜45分) 128本 / 11926分(90分あたり 0.97)
検定
同点ゴールの本数を、追う時間の長さで割り振った二項検定(両側・ATを除く) / p = 0.009

時間帯ごとの同点ゴール・逆転ゴール

Breakdown

時間帯同点ゴール逆転ゴール追う時間(分)90分あたりの同点ゴール
1〜15分20116001.13
16〜30分49944221.00
31〜45分591659040.90
前半AT185——
46〜60分612268040.81
61〜75分602574030.73
76〜90分481873040.59
後半AT2621——
延長戦16——
合計34212333437—

同点ゴール = 先制された側が、その試合で初めて同点にした得点。逆転ゴール = そこから初めてリードを奪った得点。先制した側が最後に負けた(逆転負け)のは95試合です(逆転した後に追いつかれて引き分けた試合があるので、逆転ゴールの本数と一致しないことがあります)。ATの長さは試合ごとに分からないので、ATと延長戦(プレーオフ等)の得点は本数だけ数え、追う時間と90分あたりの本数には入れていません。

調べ方と、この分析の限界

Method

試合
テーマ4「先制したチームは勝つのか」と同じ試合(J.League Data Site の日程・結果に載っている、2026年の明治安田J1百年構想リーグ・J2・J3百年構想リーグと、2026/27シーズンのJ1・J2・J3リーグで、点が入った試合)。両チームの得点が同じ分に記録されていて順番が決まらない0試合は数えていません。
時刻
各試合の試合詳細ページの「得点」欄の得点時刻を時間順に並べ、同点になった得点・リードが入れ替わった得点を機械的に取り出しました。オウンゴールは得点が記録された側の点です。数字は手で書き写していません。
追う時間
先制点が入った分から、同点に追いついた分(追いつけなければ90分)までを、その試合の「追う時間」として時間帯ごとに足しています。
限界
時間帯の違いが、疲れ・交代・戦い方の変化のどれによるものかは、この数え方では分けられません。強いクラブが先制されたときほど追いつきやすい、というクラブの強さの違いも揃えていません。ATと延長戦の得点は率の比較から外しています。1シーズン足らずの試合数です。
確認日
2026-10-10

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出典

Sources · 2