Theme 07 · n = 799 試合

2-0は、危険なスコアか。

「2-0がいちばん危ないスコア」と言われます。Jリーグ(J1・J2・J3)の2026年2月〜10月の公式戦で、1-0・2-0・2-1などでリードしたチームが、最後に勝てたかどうかを、得点欄から1試合ずつ数えました(点が入った799試合)。 答えを見る前に、あなたの予想を1つ選んでください。

先に、予想してください

Your guess

リードしたのに最後に勝てなかった(追いつかれた・逆転された)割合が、いちばん高いのはどれだと思いますか。

予想せずに答えを見る

答え

Answer

3つのうち、勝てなかった割合がいちばん高いのは1-0(31%)、いちばん低いのは2-0(8%)。2-0でリードしたチームが勝てなかったのは314回中24回(うち負け6回)。1-0と比べると2-0の方が守り切れていると言える(8% 対 31%)。2-1と比べると2-0の方が守り切れていると言える(8% 対 24%)。

1-0 勝ち 69%分け 19%負け 12%
2-0 勝ち 92%
2-1 勝ち 76%分け 17%

そのスコアでリードしたチームの、最後の結果(灰=勝ち / 薄灰=引き分け / 朱=負け)

CHK

項目ごとの判定

2 項目
項目判定p値勝てなかった割合
2-0 と 1-0 — 2-0でリードしたときは、1-0のときより守れないか ◯ 差があると言える 0.001未満 8% 対 31%
2-0 と 2-1 — 2-0でリードしたときは、2-1のときより守れないか ◯ 差があると言える 0.001未満 8% 対 24%

p値は「本当はスコアで差が無いのに、偶然これくらい偏る確率」。検定を2項目にかけているので0.05÷2=0.025未満で「差があると言える」、0.2未満で「傾向はあるが言い切れない」、それ以上は「差は見えない」と、機械的に決めています。

2-0 と 1-0
2-0でリード 314回のうち勝てなかった 24回(8%) / 1-0でリード 799回のうち 248回(31%)
検定
フィッシャーの正確確率検定(両側) / p = 0.001未満
2-0 と 2-1
2-0でリード 314回のうち勝てなかった 24回(8%) / 2-1でリード 296回のうち 70回(24%)
検定
フィッシャーの正確確率検定(両側) / p = 0.001未満

スコアごとの、リードした側の最後の結果

Breakdown

リードしたスコア回数勝ち引き分け負け勝てなかった割合
1-07995511539531%
2-03142901868%
2-1296226502024%
3-0133130212%
3-1122116335%
3-270606414%

1回 = その試合で、あるチームがそのスコアでリードしたこと(同じ試合で同じスコアに2回なることはないので、1試合1回)。1-0 → 2-0 → 2-1 と進んだ試合は、1-0・2-0・2-1 の3つの行に1回ずつ入ります。PK戦になった試合は引き分け扱いです。

調べ方と、この分析の限界

Method

試合
テーマ4〜6と同じ試合(J.League Data Site の日程・結果に載っている、2026年の明治安田J1百年構想リーグ・J2・J3百年構想リーグと、2026/27シーズンのJ1・J2・J3リーグで、点が入った試合)。両チームの得点が同じ分に記録されていて順番が決まらない0試合は数えていません。
時刻
各試合の試合詳細ページの「得点」欄の得点時刻を時間順に並べ、途中のスコアを機械的に再現しました。オウンゴールは得点が記録された側の点です。数字は手で書き写していません。
限界
そのスコアになった時刻(残り時間)は揃えていません。2-0 は 1-0 を経てからなるので、平均すると 1-0 より遅い時刻に生まれます。同じ試合が複数の行に入るので、行どうしは独立ではありません。クラブの強さも揃えていません。1シーズン足らずの試合数です。
確認日
2026-10-10

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出典

Sources · 2